痛みでも不妊でも保存治療の中心は手術で、薬ではない

2011-02-22

これまでの一般情報は、以下のような論調のオンパレードでした。「子宮内膜症の診断は、腹腔鏡で確定しなければならない。だが、全身麻酔の手術なのですべての人にできるわけではなく、内診や画像検査で診断する。子宮内膜症には薬物療法と手術療法とその併用がある。軽症や中等症や閉経前の逃げ込み療法には薬物療法が効くが、病状が進めば手術療法が必要となる。卵巣チョコレート嚢胞にはアルコール固定がある。不妊には腹腔鏡がいいらしい」ハッキリ言いますが、これは完全な間違いで、子宮内膜症の保存治療の基本は手術治療です(もちろん良質の手術)。これまでの一般情報がなぜ間違っていたかというと、専門医でない執筆者の場合は子宮内膜症という病気の医学をきちんと知らないからにすぎず、専門医の場合は、書きたくても書けない医療界の事情があるからでしょう。子宮内膜症が発達したり、痛みや不妊を起こすのは、おもに病変の活動のせいでしたね。ということは、子宮内膜症の保存治療(痛みでも不妊でも)は、病変や癒着そのものを何とかすればいいという話になります。そして、その手段としてもつとも効果的な治療は良質の手術であり、正しい適応で、癒着が複雑化しないうちに行いたいものです。活動性病変の量が減れば減るだけ、病変があることで発生していたさまざまな痛みや不妊は改善します。また、癒着をできるだけはがせば、各臓器や腹膜の間の無理な緊張が減り、血流が回復し、各臓器の健全な動きも回復するので、癒着のせいで発生していた痛みや不妊が改善します。さらに、最後に腹腔内を洗浄するので、ミクロの戦士や作業員たちを一応は追い払え、そのせいで発生していた痛みや不妊が改善します。ただ、卵巣が通常レベルで活動しているかぎり、そのまま五年も10年もだいじようぶとは言えません。病変の再発による痛みや不妊の再発はいずれあります。このように、子宮内膜症は明らかな外科的疾患です。ただし、以上のことは効果的な手術(腹腔鏡、開腹)のできる医師を選ばなければ、成り立だない話です。ですから、日本の現状はしんどいです。しかし、だからといって、強い薬物治療を繰り返してはいけません。低用量ピルを活用しましょう。

(推薦サイト)
サプリメント特集「ピクノジェノール」


時代を先取りしたピクノジェノールを使う


ピクノジェノール関連情報一覧