主な印刷機械メーカーの概要

2011-04-25

わが国の印刷機械メーカー最大手は、コモリコーポレーションである。これに、三菱重工やリョービ、サクライグラフィックシステムズ、篠原鍛工所、東京機械製作所などが続く。最大手のコモリコーポレーションは、1923年の創業。以来80年以上にわたって、品質と信頼を至上のものとして物づくりを続けてきた。2001年には、東芝機械からオフセット輪転印刷機の事業(開発・生産・販売・サービス)を譲り受け、総合印刷機メーカーとして発展。翌2002年には機械工業デザイン賞のグランプリである経済産業大臣賞、グッドデザイン賞、世界的に最も権威ある工業デザイン賞であるドイツのIFデザイン賞、そして2004年にも第34回機械工業デザイン賞のグランプリである経済産業大臣賞を受賞するなど、国内外ともに印刷機械メーカーとして高い評価を得ている。今後の成長が期待されるPODデジタル印刷機のメーカーとして注目したいのは、富士ゼロックス、キヤノンなどである。製紙産業は、新聞用紙や印刷用紙などの情報用、段ボール原紙・クラフト紙等の包装用、トイレットペーパー・ティッシュなどの衛生用、電気絶縁紙などの工業用の紙・板紙を生産・供給し、各種の産業活動や家庭生活を下支えしている。製紙業界は成熟産業といわれており、需要が低迷している構造不況業種である。日本製紙連合会がまとめたデータによると、2006年の紙・板紙の国内需要は3206万tで、前年比O・5%の増加であった。ここ数年の推移を見ると、2000年に3213万tとピークを迎えてからは3100万t台で微増微減を繰り返し、2006年に6年ぶりに3200万t台を回復した。全体として、用紙の需要は横ばいであり、今後も大きく伸びる要因は少ないといえる。

[参考情報]
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