「お友だち」との強力な情報ネットワーク

2011-03-22

Yさんの話にはひんぱんに「お友だち」という言葉が出てくる。育児をはじめ、ファッションやメークアップ用品から幼稚園について、そしてお受験情報にいたるまで、Yさんは「お友だち」との強力な情報ネットワークを持っている。「お友だちの話を聞いていたので、子どもは一歳になるまでに病気をするものだと、わかっていたからあせらなかったし、お友だちがすすめてくれた病院に連れていったから安心だったわ」とか「お友だちがお受験させているのを見て、ああ、たいへんなものだなと覚悟はしていた」など、お友だちからもたらされる情報は、Yさんの貴重な行動規範になり、価値規準になっている。家族・親族もお友だちと密接につながっている。「母がお友だちのお母さまとブリッジ仲間」であり、「父がお友だちのお父さまと同級生」。そしてそのお友だちの基本は、Yさんの場合、小学校から十六年間机を並べた母校の同級生である。子どもたちにも「一生つき合えるお友だち」を与えるために、小学校からぜひとも私立に入れたいと願うのも無理がらぬことだと思えてくる。

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