拒絶型、これは主に高校から大学まで、いわゆる底辺校とか無名校とか呼ばれている学校に普遍的に見られるメンタリティーである。底辺にある学校は「あそこはバカの行く学校だ」というスティグマ(汚名)に彩られており、学校名を尋ねられてるとはいえ、ちょっと」としか言えないことから「ええ、ちょっと」校とも称されている。ここは母校とはいっても「悪い母親」であり、甘えたくとも甘えられない母校である。それゆえ、劣等感と「ねたみ、そねみ、ひがみ」の感情がしばしば憤りとなって噴出する。そのため、高校の場合は教育困難校になりがちであり、大学であればとにかく暗い雰囲気の大学になりやすい。実際、この種の学校の、卒業生に対する母校のイメージ調査では、想像以上に劣等感や挫折感といった屈折した心理に彩られていることが多い。劣等感やひがみの感情も、使いようによっては向上へのバネとなるのだが、現実はその逆で、それが心の奥深くで澱のようになって沈澱し、無気力や怠惰しか引き起こさないことが大きな問題となっている。スポーツなり技術、芸術なりといった何か一芸で自信をつけさせることで克服する方法を考えるのが現実的な道であろう。
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