バーバリーファンの年齢層は広がったワケ

2010-12-23

伝統と格式はあるが、中高年世代向けのブランドというイメージが強かったイギリスのバーバリー。このイメージを変えたのが、日本でのみ展開されているバーバリーブルーレーベルだ。日本での製造販売権を持つ三陽商会は、70年からバーバリーを扱ってきたが、イメージの固定化に伴う売上不振の打開策として、95年に20代前半の女性向けのライン、バーバリーブルーレーベルを投入した。最初にブルーレーベルが登場したのは、新宿・伊勢丹本店内のわずか5坪の売り場だったが、バーバリー独特のチェック柄をあしらったカジュアルラインは若い女性の人気を獲得し、またたく間にブルーレーベルは各方面から引っ張りだことなる。バーバリーチェックのスカーフやスカートパンツは、女子高生の間でも人気を呼び、バーバリーの若返り策は見事成功を果たした。ブルーレーベルの成功を受けて、三陽商会は98年に25〜35歳の男性向けラインのブラックレーベルを発売した。トレンチコートに代表されるように、バーバリーはシニア男性のファンが多いブランドだが、ブラックレーベルの投入で、バーバリーファンの年齢層は広がった。