子供のつき合いやデートを邪魔する親がよくいます。子供のボーイフレンドやガールフレンドからの電話のメッセージを故意に伝え忘れるとか、手紙を渡さないとか。門限を厳しくするとか。いずれも、親の嫉妬心の表現です。私も思い当たります。長女の結婚前の私の心は、嫉妬心で随分やけどしました。デートの邪魔はしませんでしたけど、何をしているのかと案じながら、デートからの帰りを眠れずに待っていたことを思い出します。〈家の親は門限がうるさくて〉などといった苦情を言う女の子は少なくありません。門限を早くしたからといって、ほんとは子供の行動の内容をコントロールできるわけではないんですが、でも、気休めになるんでしょうね、きっと親には。だいいち、門限が九時だろうが、十時だろうが、それまでにしようと思えば、なんでもできるんですね。それなのに、門限さえ厳しくすれば、子供の行動も規制できると錯覚しているんです。前にも述べましたが、子供に幸せな結婚を望むなら、子供が、相手をよく知るための深いつき合いを、すすめはしても、邪魔するようなことは慎しむことが必要なんじゃないでしょうか。