住宅の空気環境の目安

2010-11-23

住宅の空気環境の目安として、WHO(世界保健機関)では室内に放出されるホルムアルデヒド量の基準限界を0、08ppm(室温28℃、湿度50%の場合)としています。日本もこの基準に沿って、数年前に厚生労働省と国土交通省が指針を出しました。また、シックハウス対策として建築基準法が改正され、2003年7月から住宅には機械式換気(いわゆる24時間換気)の設置などが義務付けられています。法律上、いままで健康についての規制はほとんどなく、今回の改正建築基準法は初めての試みとして評価できます。住宅業界でも最近は、ホルムアルデヒドの放出量の少ない建材や接着剤への切り替えが急速に進んでいます。家具などにもホルムアルデヒドがこのように社会全体がシックハウス対策へ向かっているとはいつても、自分が建てる一戸建てがそうなっているとは限りません。まずは、依頼先の設計者に、シックハウス対策はどうなっているか、聞いてみてください。建築基準法の規制をクリアしていることが最低限必要です。これをクリアした上で、さらに何らかの対応がとられていればより安心でしょう。ただし、設計上の対策ばかり気にするのではなく、住み始めたら、室内に風を通すことも忘れずに行いましょう。そうすることでさらに安全を高めることができるのです。

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