所長は警察の元幹部でも交通の出身に限るのかというと、実ぱそうではなく、公安出身や刑事畑の人もかなり多いのが実情なのだ。警察だから交通も関係ある、したがって直接、交通の部門にいなくても、トータルすれば警察の仕事を通じて交通の仕事にたずさわってきたことになるから、定められた資格が十分あるというのが教習所を監督する警察自身の結構な解釈なのだ。「交通関係の仕事」ならタクシー会社の社長とか運輸関係など結構広範囲で人材を集めることができるはずだが、どういうわけか、警察のOBだけが集まってくるのが教習所の所長という管理職なのである。しかも、警察といっても交通関係に限るのならまだ話が通じているが、刑事や公安、警備となると、なんだ天下りのたらい回しではないかとも思いたくもなるではないか。一般的には警察OBが教習所の所長に天下ったと聞けば、自然に交通畑の人を思い浮かべて疑問にも思わないが、実際はいろんな部署の出身者が来るのである。これではモータリゼーションを事実上支えている教習所が独白のプランで教習のあり方を考えていくなどということは机上の空論になるだろう。自動車教習所は良くも悪くも警察の機構の一つとも言える。
(推薦サイト)
神奈川県横浜市の自動車学校コヤマドライビングスクール