品質に寄せる信頼、知名度の高いブランドが圧倒的に強い

2010-12-21

靴、バッグ、帽子、眼鏡など、いわゆる「ファッショングッズ」と称されるアイテムを重要視する消費者は多い。靴やバッグは、洋服とのトータルコーディネートには欠かせないアイテムであるという認識が定着しているのだ。とはいえ、業界状況は芳しくない。バブル崩壊以降、依然として市場はマイナス基調で推移している。最近の靴・バッグ業界でいえば、小売、卸、メーカーの各ジャンルで前年より市場規模が膨らんだのは、靴卸と靴メーカーの2業種のみ。残りの業種はすべて前年を下回る結果となった。靴の大手小売チェーン−アメリカ屋やマルトミ、大手量販店の長崎屋やマイカルなど、近年相次いだ大型小売業の経営破綻が市場の悪化に拍車をかけた。こうした状況で相変わらずの強さを見せつけているのが、海外高級ブランドだ。2001年の靴小売部門では、フェラガモジャパンが前年よりも大幅に売上を伸ばし、バッグ小売ではルイ・ヴィトン・ジャパン、ロエベ・ジャパンともに高い伸びを示している。バッグ製造卸のエルメス・ジャポンも売上を20%以上も伸ばした。品質に寄せる信頼、知名度の高いブランドが圧倒的に強いのである。