日本の代表的名近郊都市〜千葉ニュータウン〜

2011-01-28

ニュータウン開発に伴って形成される地域通勤圏は、次に示すように3つの段階にわけて考えることができよう。すなわち、第1段階の「萌芽途上段階」では、ニュータウン開発地区への依存度が増加しつつも住宅地供給が主体であるため、全体としては区部への依存度が増加傾向にある。第2段階である「萌芽生成段階」では、ニュータウン開発地区のみならず、ニュータウン圏域内での区部依存が減じ、圏域内での結合が深化し一体化に弾みをかける段階である。第3段階の「生成発展段階」では、区部への依存度が低下し圏域内流動か高まり圏域の成長を押し進める段階である。これらの分析から港北と千葉ニュータウンの現状は第1段階にあり、筑波研究学園都市は第3段階にあるといえる。これに対して多摩ニュータウンは「萌芽途上段階」を経て生成発展の過程に移行しつつある第2段階(地域通勤圏の萌芽生成段階)にあると考えてさしつかえなかろう。

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